七十二候 蚯蚓出の頃は 山々は若葉で美しい

3174 views
約 3 分

こんにちは canadeです。

七十二候 二十六候  蚯蚓出(みみずいずる)5月10日

冬眠していたミミズが土の中から出てくる頃。他の生き物は「啓蟄」の頃に出てきますが、ミミズは遅めに活動を始め、畑土を肥やしてくれます。

 

今日は、ミントレのオルゴールセラピーに行ってきました。尾口村に向かいながら見える山々は若緑と常緑のコントラスがとっても美しい♥

芽吹きの頃から、山の表情が毎日違うのでしょうね。山と呼んでる風景も いろいろな木々が生えていることを実感できる素敵な時期ですね。

若緑に見える木は落葉樹?…樹木はどんな風に分けられているのかしら?と思い調べましたら下記のようなとてもわかりやすい説明がありました。

「樹木には葉が薄くて幅がある広葉樹、葉がとげや針のように細い針葉樹の2つに分けられます。そしてそれぞれに常緑のもの、落葉するものがあるので、以下の4つに分類されます。

常緑広葉樹・落葉広葉樹・常緑針葉樹・落葉針葉樹  この他に半常緑性というタイプもあります。 例えば、同じヤマツツジでも寒地では落葉性になり、暖地では常緑性を示すようなものをいいます。

常緑樹ももちろん落葉します。しかし落葉樹と違って1つの葉の寿命が長く、新しく展葉する時期になっても古い葉が生きているので
、見た目の上で1年中緑色であるといえます。 常緑樹の葉の寿命に関しては、1年強のものが多く、マツなどの常緑針葉樹で3~4年、そして中には5年以上の種類も少ないながら存在します。

一方、落葉樹の場合は数ヶ月(日本の冷温帯の落葉樹の場合は5~6ヶ月間)ほどしか生きた葉をつけません。基本的に落葉樹の落葉とは、乾期や寒冷期などの植物が生育する上で不適な時期がある地域に適応した性質です。他にも病害虫などの防御反応としての性質もあるともいわれています。

一般的な樹木の葉は薄い構造をしていて枝先などの突出した部分についているので、厳しい環境条件の影響を受けやすいです。 常緑樹の場合は葉を小さく厚くしたり、クチクラ層を発達させたりして、乾燥や寒さに対応します。しかし、常緑樹が生えられない条件が一定期間存在する環境では、適期だけに薄くて面積が比較的広いような効率の良い葉を展開させる落葉樹の方が樹木としての生産効率が良く、その地域において優勢となるのです。

熱帯から亜熱帯、暖温帯では基本的に厳しい寒さがないために常緑(広葉)樹が生えますが、それより厳しくなると落葉(広葉)樹が生えるようになります。さらに厳しくなると常緑の針葉樹が優勢になりますが、それよりも寒さが厳しくなると今度は落葉針葉樹が生育します。このように、広葉樹よりも針葉樹が、常緑樹よりも落葉樹がより厳しい環境において優勢となる傾向があるといえます。」

 

確かに沖縄は常緑樹が多いですね。北海道では落葉針葉樹のカラマツが広い大地をバックに美しく立っていますね。久々に生物の勉強をしたような気持ちになりました。

オルゴールセラピーのことは、次回にしましょう。

Leave A Reply

*
*
* (公開されません)